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平林 遼 指揮者
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2019年2月21日木曜日

他人の評価に振り回されてはいけない

私は仕事柄、人に批判される立場です。

リーダーでもあるし、情報発信もしているので当然のこと。

ただ、それにブレたりショックを受けるような時代はもう過ぎ去ったかな。

人の批判には、本当に的を射ている珠玉のアドヴァイスも含まれていたりします。

そう思うものは、言われて心が痛くても取り入れなくてはいけない。

けど、冷静に判断した上で、それは考えの違いであって、自分はこうした理由でこうしているので、その助言は参考にしない、とすることも大事です。

最後は信念の問題であって、ブレている時点でリーダーは務まりません。

そもそも芸術家や哲学者は自分の信条を仕事としているところもあり、譲って良いところと、譲ってはいけないところがあります。

自分の心に正直になって、それを突き通せというのなら、何があっても貫くべきだと思います。





他者からの批判には、珠玉のアドヴァイスが含まれていることも多くあります。
ただ、見解の相違や、時には少数派であっても自分が正しいことが後に分かったりすることもあります。
自分の信条を仕事の核に置いている思想家や芸術家は難しい。
独りよがりなのか、信念なのか。
そのバランスも難しく、両方がない交ぜになっていることもあるでしょう。
ちなみにベートーヴェンもマーラーも、当時の人にどう映ったかということと、現在の受け入れられ方では違います。
曲げて良いところと曲げてはいけないところ、とても難しい問題だ。
ちなみに、本当に折れてはいけないところで折れてしまったら、リーダーとしての自分とアーティストとしてのそれは、死んでしまうと思う。

2019年2月20日水曜日

シューベルトとブラームスに集中していく

こんばんは。

来月3月9日の演奏会に向けて準備中です。

是非皆様お越し下さいませ。

本番の日までは、シューベルトとブラームスに集中します。

楽譜を読み込みまくらないと。

彼らの知らない室内楽なども聴きまくって、作曲家の癖みたいなものと同通していきたいと思います。

意外とここが大事で、自分がやる曲以外も、その人の曲聴いてみると、とても良いです。

今日はスタバのグランデのコーヒー2回飲んでもうた。

本番モードで集中していかんと、瞑想でもしようかな。

曲に入る。

作曲家の魂に入る、、、。うん。

部屋片づけて、譜読みだけに集中しないと。

でもなんか物も増えて、かたしようがないな 笑 困った。

日課のYouTubeチャンネル、今日も更新しています。

話のネタ自体は常に尽きず、、、。





ところで話は変わるのだけど、

Facebookの友達にはリアルの友人が多いが、
これって使いづらいよな、ととても思う。

リアルな知り合い皆に見せれる投稿なんて無いよなぁ、、、。

ということで、基本はそれ以外のSNSで更新しております。

ブログ、twitter、YouTubeに加えてnoteとかもやっていくかな。

文章と喋るの両方で、うん、どうせなら楽しもう。

2019年2月19日火曜日

目が冴えて

3時間くらいしか眠れずに、その後の仕事はとても効率あがらず。
睡眠は資本だ、人生の。
睡眠から毎日を設計しよう。

人それぞれの体質が様々本当にあるようですね。

今日は2本YouTube動画撮りました。

1本は音程の初歩の初歩。
https://youtu.be/kqN81pn66_M

もう1本は芸術家と経済・お金の話。
https://youtu.be/aqL5ePo6QBs

私もそうですが、経済とかビジネスとかお金とかの感覚が弱いんですよね。指揮法ばっかり勉強してたり、音楽の中のことばっかりやってきてると。

でも、給料が自動的に振り込まれる仕事でもないとしたら、よりシビアに考えないといけないですよ、厳しいだけ。

日本はそもそもジェラシーの多い社会で、成功者はうとまれますが、
これは経済的なところでも端的です。

世の中、経済的な構造で回っているところがあるので、好き嫌いではなく、厳然たる事実として学ぶことというか、逃げないことは大事かな、と思いました。

2019年2月18日月曜日

Mozart Symphony No.40 【虎の巻】参考メモ


モーツァルト交響曲第40番を演奏するにあたっての参考メモです。
あくまで参考まで。

【全体の話】
・ピリオドアプローチのコンセプトの1つに、楽譜には書いていない強弱変化、ダイレクション、イントネーション、アーティキュレーションを、モーツァルト・ベートーヴェン等は常識として想定していた、という立脚点があります。ので、楽譜に書いていない指示が古典派の作品はかなり多くなります。
Mozartで、箇所によって完全non vibratoをお願い致しましたが、基本、Mozartは可能な範囲で大丈夫ですが、Vibrato基本的に最小限にして頂ければ幸いです。
・2分音符などの少し長い音は減衰気味で、テヌート気味に保ちませんので、覚えておいて頂けますと幸いです。
・弦も管も、全体的にしゃべるように、話すように弾く、吹く。 音楽は言葉である、としたこの時代のコンセプトに沿う。 平たく漫然とは奏さない。イントネーションやフレージング、方向性を積極的に表す。
・楽譜に書いてある強弱、アーティキュレーション、スラーのかかり方などの情報は常に大事。見過ごしはなるべく回避していきたい。
・古典派の音楽は特にアンサンブルが大事、バンドなどのグルーヴ感みたいなもの。 jazzやロックやポップスのバンドのようなイメージ。
・一人ひとりが自発性を持って自分のパートを奏する、 後ろ向きにならない。(これは他の曲でも常に同じ。)
・管楽器は一人ひとりがソリストなので、1音1音に是非こだわりを持って頂ければ幸いです。ひとつひとつの音をどうやって吹くか、感性や考えを音に込める。
・一方、弦楽器はパートの中でズレてしまう、ということは基本的に無い方が良いです。
・スコアをチェックしておくのは実は基本になります。全体が分からなければ部分は分からない、というところがどうしてもあります。

(
以下の内容は練習指示の一部です。全てではありません。また言葉だけでは不明瞭なところもあると思いますので、練習で繰り返しやっていきますので、ご安心下さい。)
(
単に以下の指示のミス、小節番号の間違いなどありましたら、すみません。不自然な点ありましたら、練習の前後等でご質問頂ければと思います。)

☆1楽章
3小節目、VL、この2拍目で跳躍する形は、女性終始といって抜く
4小節目、VL、この形は下降に合わせてdim
10Vl,VLAこの小節はドミナント、五度、緊張の強い和音、ラ、ド、ファ、ラ。次の小節は1度で解決。
ドミナントを少し強く、1度の和音で抜く
37、メロディー、この小節を強く、同時にクレッシェンド、
42、解決する四分音符、短すぎずに、若干余韻と響きを
52 木管、柔らかい音で
58ppに落とす、全員
72、から弦楽器2分音符、完全non vib.で透き通った音、弓使い速く。
131132133、木管、フルパワー大きい音
148150152、木管少し時間かけてたっぷり歌う、セリフしゃべるように
284 木管系の16分音符は若干のブレスがあってから入ります。付点八分休符にブレスマークかビックリマーク書き込んで頂けますと幸いです。

☆2楽章
・まずはソルフェージュ。32分音符2個と、16部休符1個のコンビネーションを正確に。
・58、59などの32分の吹き方、32分×2つと16分休符はイコールの関係です。 やわらかく吹かず、パリっと奏して下さい。
・70以降の木管楽器メロディーの8分音符5つの繋がり、1拍目から4拍目に向かう形で抑揚・イントネーションをつけてください。

☆3楽章
2小節目、ヴァイオリン・フルートのメロディー、2拍目にアクセント且つ、少し時間かけてたっぷり弾く。
・16、19のヴィオラ、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネットの八分音符4つの連続も上記2小節目と毎回同様にします。
1619などのメロディーの跳躍、アクセントを入れて強調する
・トリオの入りのヴァイオリンのアウフタクトだけ少し時間をかけるが、その後は前のテンポと変わらずに速いまま進む。
・11から12小節の2拍目まで時間をかける、rit(特に12小節目の1、2拍目)13小節アフタクトからのピアノも(12小節の1、2拍目よりは戻るが)ほんの少し落ちたテンポになっている。
・14小節の1stVLからa tempo
・19、チェロは1拍目のFisにイントネーションアクセント。その後のADは少し抜く。
・20アウフタクト、木管楽器はイントネーションアクセントを入れる。20小節の1拍目2拍目の方は抜く。 次の形も完全に同じ。
・35、36はトリオの前半と同じルバート。38は同様にa tempo
・トリオからダカーポする前に、一旦止めます。そしてダカーポのテンポを振り直します。(一つ振りで)

☆4楽章
72 第2主題の入り、アウフタクト、ほんのすこし時間かけて入る、73くらいで少し時間を戻す
・128~132まで時間が拍通り行かず自由になるので、眼鏡マーク
228の形大事、Vl,クレッシェン・ドデクレシェンドを上行下行に合わせて付加
・77、Vla 4分音符5つの連続は最初が強く そこから dim. やや大げさめにお願いします。(かなり大胆に最初強めに入って下さい)
・228、 1stと2ndVLの形は、音符の上行・下行にあわせてクレッシェンド・デクレシェンド、この小節自体を少し強調する

2019年2月17日日曜日

オーケストラは人間

こんにちは。


昨日は練習2つでした。
三井住友海上管弦楽団さん→西池袋管弦楽団さん

練習2つくらいはよくあるのですが、

必然的に2つ続くと、体力配分とか考えるんですよね。

特に声がもたないんだな、歌ったり大声でしゃべったり。

昨日は、どちらもエネルギーを使う練習で、1つ終わった段階でヘトヘトだったね、、、。

だからといってその後省エネするタイプでもないので、思いっきりベートーヴェン、シューベルト、ブラームスを振りました。

ふむ。

ところで、オーケストラは人間ですね。
プロ・アマ問いません。人間の集合体。人間性の集合体。

僕はもともと協調性ないですし、気難しいところや神経質なところもあると思いますが、指揮者として台に立つときは、極力柔和というか調和的に務めようとしています。

何故なら、人はそもそも考えや感じ方違うので、 違いを強調するとすぐに不調和になる。

一緒に演奏・仕事するということは、それでは立ち行かないからですね。

勿論、多くの人と関わったりまとめたり、ということを仕事でやらなくてはいけない方々には、そういうタイプの人も多いのだと思います。

オケやるときはね、その時集まっている一期一会のメンバーで一番良いもの創れるように、調和しないといけない。

指揮者だけでなく、コンマス、各セクションのトップ、運営、いろんなものが重なってようやく一つの演奏会が出来るわけで、なんとか皆の力をまとめていかなくてはいけないですね。

自分の感じ方やこだわりや、憤るポイントとか人それぞれあるだろうけど、そっちの面を出したら、チームプレイなんてすぐに壊れてしまう。そうした面を出さざるを得ないときはあるだろうけど、基本的には皆で協調出来る方向でエネルギーをまとめていかないと。

懐の深さみたいなものは誰しも必要なのだろうなと、自分に対して言いたいと思います。

2019年2月15日金曜日

同僚と会いました。

おはようございます。

昨日は珍しく同業者2名と飲み会というか、食事というか、しました。

同じ大学の指揮者たちとは非常に仲が良いのですが、昨日は留学先などで出会った仲間+この間あった指揮者の方と3名でした。

僕は人づきあい悪いのは皆承知済みなのですが、それでも多くの同業者と良い関係は続いているかな、と思っています。

一緒に勉強した仲間たち、先輩・同級生・後輩は皆優しいです。

持つべきものは師や仲間ですね、本当に。

人のつながりによって社会では活かされているようなところも実質あるので、どの人に対しても誠意とリスペクトをもって丁寧にコミュニケーションしていくことが基本なのでしょうね。

時が経った時に、自分がどういう態度で人と接していたかというのが後になって現れてきたりするものです。


今日はマーラー9番を聴きにいきます。極みだなぁ、極み。極。

それまでに集中せんと、、、。

明日は三井住友海上管弦楽団さんの練習初回でめちゃくちゃ楽しみですね。
曲はほとんどレパートリーなので、時を経った自分が昔やった作品をするとどうなるのか、というのも興味深い。

展覧会の絵の話ですが。

モーツァルトの40番はやったばっかりなので、どうなるか。ただ、オケが変わると変わってきますからね、細部が。それも楽しみです。

2019年2月14日木曜日

睡眠・・・

おはようございます。

僕は睡眠取らないと駄目で、かなり長時間寝ます。

フィジカルコンディションには敏感で、たぶん普通の人からしたら大げさ。

お酒は基本的に1滴も本当は飲みたくないし、

運動も一応、こもりっぱなしだと動かさないといけないと気にしています。

歯も最近は気をつけている 笑

とりわけ睡眠は抱き枕を駆使したり色々やって奮闘しています。

9時間くらい寝ることをベースに一日を設計しないと。

その代わり、睡眠コンディションや自律神経というのかな、が整うと、すごく集中できるので、暗譜したり、様々なことが一番良い状態で臨めます。

あ、そうそう、食べ物も添加物が多そうなものは、基本取りたくないです。

何故これだけ気をつけるかというと、仕事に対して使命感があるので健康を保ちたいということと、何十年後かに何かになってはその時遅いからです。後悔しても。

多分、僕はアリタイプなんだね。心配性が過ぎたりいろいろ大変なこともありましたが。

母親が神経質で、完全に似てるね。

ただ僕は適当なこと適当なので、しんけい使う場所は選んでます。


睡眠は高校時代に眠れなくなって、生きていけないかと思いました。
ここ数年は、たくさん寝たり、様々工夫することで、適応していきてます。

体質って様々ですよね。

寝る環境も音や光が極力ないと駄目で、旅先のホテルなどが意外とうるさかったりするとアウトなんで、耳栓などは必須です。旅向いてないなぁ。

飛行機で熟睡したいのだけど。

ということで、体質には個人差がかなりあるということと、仕事に全力尽くすためには、細かく考えていかないといけないかな、ということでした。

まぁ、僕みたいにやるのは窮屈に感じる人の方が多いかと思われますが。

旅支度が多い仕事

こんばんは。

今、海外へのフライトとホテルの手配を終えました。

一苦労。

指揮者は旅が多く、日常茶飯事です。

僕はヨーロッパはそれなりに回りましたし、ドイツには2年間住んでいました。

旅行が好きでもないのに旅ばかり…。

多くの経験を積めたのは素晴らしいことですが。

2019年2月13日水曜日

これからブログを更新していきます。

【各種SNSなど更新してきました】
オーケストラの指揮してます平林 遼です。
今日は2019年の2月13日。

私は各種SNSや、とりわけYouTubeに取り組んでいます。

ブログの本格運用という形では力を入れてこなかったのですが、
これから挑戦してみたいと思います。

YouTube
Twitter
Facebookページ
note
Instagram
ホームページ

そしてこのブログなどのインターネット媒体を一応持っていて、更新頻度はそれぞれ違います。

私は音楽の哲学を追求していきたいという点と、
教育的な内容にも興味あり、音楽のメソードなどを整理して体系的に組み直したいとも考えています。

音楽以外の人文系の学問や、読書にも興味が強く、
純粋な音楽以外のところで自分の嗜好や才能のかけらみたいなものがあるのかもしれません。

私自身は純粋な音楽神童にあこがれなくもないのですが。

【最近の指揮活動】
最近は、西池袋管弦楽団、アンサンブル・ディマンシュなどの団体と関わってきました。
今週末から三井住友海上管弦楽団さんとの練習が始まり、今年6月22日㈯に演奏会があります。

コンクール・オーディション等にも積極的に参加する予定です。
とりあえずブザンソンの予選は北京に受けに行くことになりそうです。

【文筆、思想などの活動】
YouTubeでの活動は続けていきたいのと、本を出版していきたい、文章を書いていきたいという思いもあります。

noteで電子書籍的な形での販売も考えていますが、出版社の方で、私のYouTubeや文章に興味持たれる方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければ幸いです。

ryo.hirabayashi.conductor@gmail.com

【ピアノ】
個人的にはもっとピアノ弾いていきたい。

【生徒募集】
各種レッスン行いますので、お気軽に上記メールアドレスまでお問合せ下さい。

指揮を始めとして、音楽解釈、スコアリーディングなどなど、多岐に対応出来ますので、楽器問わず、プロ・アマ問わずご連絡頂ければと思います。

【音楽以外】
音楽以外も、もともと色々興味がありまして。
思想、歴史、経済、ビジネス、経営、政治、宗教、人文系のものはどれもおもしろいですね。

【作曲】
音楽の追求という意味では、自分で創作するというところから逃げてはいけないな、とは感じています。 長時間を創作にあてたことは無いですが、いずれ取り組まないといけないのかな、とも感じています。

ということで、とりあえず現状、考えていることを述べました。
そうそう、

【語学】
とりあえず英語やらないと。他の言語も興味あります!

ということで、今後ともよろしくお願い致します!

平林 遼

2019年2月7日木曜日

シューベルトとビゼーとモーツァルト

明後日の演奏会では、シューベルトとビゼーの交響曲を取り上げます。

アンサンブル・ディマンシュ 第84回演奏会
*日時 : 2019年2月9日(土) 14時30分開演
*場所 : 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
*曲目 : モーツァルト 歌劇「劇場支配人」 K486 序曲
*曲目 : シューベルト 交響曲第2番 変ロ長調 D125
*曲目 : ビゼー 交響曲第1番 ハ長調
指揮 : 平林 遼
http://www.e-dimanche.jp/
どうぞよろしくお願い致します。
https://youtu.be/46w3x1v7deQ

更に先の予告も簡単に、、、
★2019年6月22日㈯
三井住友海上管弦楽団定期演奏会
14時開演
初台 東京オペラシティコンサートホール

サン=サーンス:バッカナール 歌劇「サムソンとデリラ」より
モーツァルト:交響曲第40番
ムソルグスキー:展覧会の絵
指揮 平林 遼

どうぞよろしくお願い致します。